「カウブランド 赤箱」90周年グッズで、ブランドの世界観を表現
コーポレートコミュニケーション室 参与 上野 正雄様(左)
マーケティング部 課長代理 笹壁 友輔様(右)
牛乳石鹸共進社株式会社
明治42年の創業以来、企業理念「ずっと変わらぬ やさしさを。」のもと、化粧石鹸の製造・販売を主軸に事業を展開。伝統ブランド「カウブランド 赤箱」に加え、時代のニーズに即応した幅広い製品開発で、新ブランドを生みだしています。
─ いづみ企画にどのようなアイテムを依頼していますか?
「カウブランド赤箱」オリジナルグッズ制作を依頼しています。
いづみ企画さんは、2018年の「赤箱」90周年プロジェクトで、石けんケースから文房具まで色々なグッズを制作いただきました。特に「カウブランド赤箱」(以下、赤箱)の「デザイン桶」は大人気で、いまでも制作を継続しています。
牛乳石鹸では、「赤箱」のブランド強化を目的とした「赤箱再生プロジェクト」を2011年に始動、パッケージデザイン、若者に向けたコミュニケーションなど様々な施策を検討しました。その結果、パッケージには「かわいい!」と好評の声をいただくようになり、2016年にグッドデザイン・ロングライフデザイン賞も受賞しました。
当時は、「赤箱」を洗顔に使う美容意識の高い女性を“赤箱女子”として顕在化させるPRも展開し、現在の愛用者増につながっています。
─ 「赤箱」グッズは、どこで手に入れることができるのですか?
これらのグッズは、販売商品というより、「赤箱」の世界観を伝えるマーケティングツールと位置付けています。
例えば、「桶」は不定期イベント「赤箱 AWA-YA」での「赤箱」泡立て体験で使用したり、限定販売したりと様々な場面で活用しています。コラボレーションしている京都のホテル「梅小路ポテル京都」では、唯一の常設販売もしています。
クライアントの思いをしっかり受け止めてくれる会社
─ なぜ、いづみ企画に依頼したのですか?
クライアントの思いをしっかり受け止めてくれる会社だからです。私たちの意図を汲み取り、きちんとしたものを提案・制作してくれます。
いづみ企画さんとのお取引は、弊社の色々な担当者が長年引き継いできました。絆の深さを感じますね。
こだわりを実現する丁寧な制作体制
─ いづみ企画の印象を教えてください
細部まで丁寧に制作してくれる点が印象的ですね。例えば、「桶」は樹脂の注入痕が中心にあるのですが、真ん中の牛のイラストをキレイに仕上げるため、にじみにくい印刷方法などを工夫してくれました。
「桶」の赤も、コーポレートカラーに合わせるため、室内・室外での見え方も含めて確認し、何度かサンプルを手配してもらいました。
多くの方が「欲しい!」と思うものを一緒につくりたい
2028年に「赤箱」は100周年を迎えます。さらなるファンづくりに向け、積極展開していく予定です。いづみ企画さんとも、多くの方が「欲しい!」と思うもの、ファンの皆さんに喜んでいただけるものを一緒に作っていきたいですね。
─ 本日は貴重なお時間を有難うございました
※2024年6月取材時の内容になります。
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